みそ汁とラーメンが世界中の人々に愛され、その価値が認められてきた今、次の自然な一歩として「みそラーメン」があるのは当然の流れと言えるでしょう。
多くのみそラーメンはスパイスを効かせたブレンドみそがベース
「みそラーメンって何?」と海外の方に聞かれたら、「発酵させた大豆ペーストであるみそを使ったスープが際立つラーメンです」と簡単に答えます。でも、ここで強調して説明すべきポイントは「みそラーメン」と「みそ汁」は全く別物だということです。伝統的なみそ汁が一種類のみそだけで作られすっきりとした素直な味わいである一方で、みそラーメンは多くの場合、スパイスを効かせた数種類のブレンドみそをベースにしており、時にはスパイシーで奥行きのある豊かな味わいを楽しむものであるという点です。
つまり、「みそラーメン」は、さまざまなスパイスが絶妙に混ざり合い、豊かで奥深く複雑な味わいを生む点で、伝統的なみそ汁よりもむしろインドカレーに近いと言えるのです。
「みそ汁」と「みそラーメン」は全くの別物
この「みそ汁」と「みそラーメン」の違いを体験できるのが、福岡で最も愛される味噌ラーメン専門店「はや川 警固店」です。ここの味噌ラーメンは、複数のみそをブレンドした濃厚で深みのあるスープが特徴で、辛さは普通・辛・激辛の3種類から選べます。
「はや川」のスープのベースには、信州みそと長野の麹みそ、そして愛知の八丁みそをブレンドした、ここでしか味わえない特製みそが使われています。この特製みそベースにさらに10種類以上のスパイスや調味料が加えられ、香り高く複雑な味わいの基となっています。そして、このみそブレンドを鶏ガラと豚骨を数時間かけて煮込んだスープと合わせることで、濃厚で食べ応えのある「みそラーメン」の一杯に仕上げられているのです。
平打ちで中太のちぢれ麺は、ほどよい弾力ともちもち感があり、スープによく絡むため、一口ごとに満足感のある食感を楽しめます。さらにトッピングには、炙り豚バラとローストした豚肩ロースの2種類のチャーシューがたっぷりと盛られており、異なる食感と旨みが一度に楽しめ、贅沢な食体験を堪能できます。

これが「はや川」の看板メニュー「みそラーメン」です—海外のお客さまに、みそラーメンがみそ汁とはまったく別物であることを体験してもらうのに最適な一杯です。
「特製みそラーメン」で、あっさり鶏肉と濃厚豚肉の味の対比を楽しもう
観光やビジネスで一日中街を歩いてお腹ペコペコなら、定番の「みそラーメン」より「特製みそラーメン」がおすすめです。贅沢な満腹感でエネルギーが復活できます。
この「特製みそラーメン」にはお腹だけでなく心まで満たしてくれる贅沢な満足感があります。それはまるでラーメンの温もりと、分厚いステーキやじっくり煮込んだスペアリブを一緒に味わうかのような感覚です。
「特製みそラーメン」が目の前に運ばれて来るやいなや「わぁー」と言わずにはいられません。あふれんばかりの3種類の肉、3枚の大きなノリ、絶妙に半熟の味付け卵、シャキシャキのもやし、太めのメンマ、そして散らされた青ネギが美しく配置されており、見た目も味わいも最大級のインパクトを放っています。
もちろん、丁寧に仕上げられた3種類のチャーシューが「特製みそラーメン」のハイライトです。低温でじっくり調理され柔らかさが際立つ美しいピンク色の豚肩ロース、濃厚さをほどよく中和するあっさりとした鶏むね肉、そして噛むたびにとろけるジューシーな豚バラが織りなす異なる味わいと食感のハーモニー。ひと口ごとに深い旨みの余韻に浸れます。
あっさりした鶏肉と濃厚な豚肉の味の対比を味わいながら食べ比べることで、さらに満足感の高い贅沢な体験になります。

これが「はや川」の「特製みそラーメン」です。3種類の異なるチャーシュー(やわらかいピンク色の豚肩ロース、あっさりとした鶏むね肉、ジューシーな豚バラ)の食べ比べが楽しい!
みそ汁を超えた、忘れられないみそ味体験
みそ汁を味わったことのある海外の方も多いと思いますが、「はや川」でのみそラーメンの体験はきっと珍しいはずです。帰国してからも「みそラーメンとみそ汁は全く別物なんだよ」とみんなに話したくなる、忘れられないみそ味体験になるでしょう。
ラーメン はや川 警固店(福岡市中央区警固)
- 【住所】福岡市中央区警固1-13-1
- 【営業時間】
- ランチ 11:30~15:00(ラストオーダー 14:30)
- ディナー 18:00~22:00(ラストオーダー 21:30)
- 【定休日】水曜日
- 【電話】092-753-4887
- 【インスタグラム】@hayakawa_kego
- 【注意】現金のみ
- 【喫煙】不可