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星野村の「茶の文化館」で地元の職人と一緒に和菓子を作ろう

日曜日, 4月 20, 2025

日本の美しい四季を和菓子で表現しよう

福岡県八女市星野村の「茶の文化館」の「和菓子作り」ワークショップでは、地元の職人と一緒に、和菓子を作る体験ができます。

「星のふるさと」の異名を持つ星野村は自然の美しさで知られる最高品質の茶の名産地

石橋、ホタル、美しい星空、そして最高品質の茶で知られる、福岡の静かな「星のふるさと」という異名を持つ星野村にある「茶の文化館」は、日本茶文化の素晴らしさに浸りながら、五感すべてを満たし、心を癒すことができる特別なスポットです。

ここで行われる「和菓子作り」ワークショップでは、地元の職人の指導のもと、皆さんが星野村の四季の自然の美しさを反映した2種類の和菓子作りを体験し完成した和菓子とともに、しずく茶®または抹茶をお楽しみいただけます。

皆さんが訪れた際の時折おりの美しい自然が和菓子のテーマに

このワークショップで和菓子を作るという体験以上に、地元の人々と出会い、協働して共に何かを作り出すという機会が貴重なのです。

皆さんにワークショップで和菓子作りを教えてくれる地元の女性たちは、この村への愛情から、1994年に茶の文化館が開館することをきっかけに一念発起して和菓子作りの技術を習得しました。

星野茶の繊細な味を引き立てる甘いものの必要性に駆られ、和菓子作りには縁がなかったにも関わらず、京都まで足を運んで修練を重ねました。そんな奮闘の末、今では星野村の季節の美しさへの感謝の気持ちを表現した数百種類のオリジナルデザインの和菓子を生み出すまでに至ったのです。

皆さんがどんな和菓子をワークショップで作るかは、訪問時の季節に村で最も美しい自然を題材にして決まります。この写真に写っている和菓子は、桔梗(ききょう)と槿(むくげ)を題材にしたもので、私たちが茶の文化館を訪れた際にちょうど咲いていた花です。

「練り切り」とは白あん、上新粉(米粉の一種)、砂糖をこね合わせ、色を付けたものです。

すべてはあんこのボールから始まる

この写真に写っているのは、赤あんのボールと「練り切り」という和菓子作りの生地です。私がインタビューした石橋さんによると、練り切りは、白あん、上新粉(米粉の一種)、そして砂糖をこね合わせ、色を付けたものだそうです。

これらのボールから、皆さんの和菓子作りが始まります。地元の女性たちの指導のもと、これらのボールを和菓子という芸術作品へと変えていきます。作業自体はそれほど複雑ではありませんが、最後に美しい和菓子を写真に収めたいなら、集中して細部に気を配る必要があります。

しかし、ここで完璧な和菓子を作れなかったとしてもそれは取るに足らないことです。そんな写真が撮れることよりも地元の方々の協力を得て、村の素晴らしい季節の恵みを表現した芸術作品を作り上げたという思い出こそが、あなたの日本旅行を忘れられないものにする何より素晴らしい宝物となるからです。

石橋さんが細部について指摘してくださっています。

甘い伝統を地域から世界へ届ける星野村の和菓子レディたち

現在、この和菓子作りの女性たちは「四季の会」という正式な名前で活動しており、地元の高校を訪問して星野村の魅力を伝えています。また最近では、韓国の和菓子クラブと交流するために海外へも足を運び、アイデアを交換するなど、その活動の幅を広げています。

加えて「四季の会」の和菓子レディたちは抹茶・柚子・ブルーベリーの3種類のフレーバーの羊羹(ようかん:小豆・寒天・砂糖で作られる厚めのゼリー状の和菓子)やパンやヨーグルトに塗って楽しめる玉露ジャム、そしてバター風味の抹茶味が特徴の「茶夢(ちゃむ)」という饅頭など、和と洋が融合したユニークな商品も手がけています。

ワークショップで「四季の会」の方々にお会いした際には、是非これらの商品についても聞いてみてください。

忘れられない日本での体験―星野村の人々とともに季節の喜びを表現しよう

ここまで読み進めて頂いた方はこのワークショップが、ただいつもと違う体験をするというだけの単なるエンターテイメントではないということが、もうおわかり頂けたのではないでしょうか。

このワークショップの真の目的は、星野村の地元の方々と一緒に、季節の喜びや自然への感謝の気持ちを表現することにあります。昔ながらの日本の風景と「和の心」が今もなお息づくこの村で、穏やかな自然の美しさと人々のあたたかさに触れるひとときー

それこそが、あなたの日本への旅をいつまでも心に残るかけがえのない思い出に変えてくれることでしょう。

茶の文化館(福岡県八女市星野村)

  • 住所: 〒834-0201 福岡県八女市星野村10816-5
  • 営業時間: 午前10:00 ~ 午後5:00
  • 定休日: 火曜日(祝日、5月、夏休み期間中は開館)
  • 入館料: 無料
  • 駐車場: 30台
  • 電話番号: 0943-52-3003(営業時間 9:00 ~午後5:00)
  • ウェブサイト: https://www.hoshinofurusato.jp/tea/
  • 「和菓子作り」ワークショップ(要予約): 事前の予約が必要です。ご予約は茶の文化館に直接お電話またはウェブサイトからお申し込みください。

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