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英語
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スリッパリー・ジョーと氷のドラゴン

未知への冒険

いつも滑って転んでばかりのおっちょこちょいの「スリッパリー」ジョーは、親友ジャックの失踪の謎を解き明かし、氷のドラゴンとの命を賭けた決闘を制することができるのか?


バランス感覚に欠けていた「スリッパリー」ジョーは、いつもみんなに笑われていた。からかわれながらも、一念発起してスケートの練習に励むジョー。そんなある日、偶然出会ったジャックに手を差し伸べられ、ジョーは初めて自身の「スリッパリー(滑りやすい)」な欠点を乗り越え始める。

滑り降りる白鳥のようにスケートするコツを教えてくれたジャックに、ジョーは感謝の気持ちを込めて、今まで誰にも打ち明けなかった秘密を明かす。それは、毎年村人を死に至らしめる不思議な力を持った氷のドラゴンが、夏の間にその水に浸かり魔法の力を蓄えるという危険な湖でスケートし、氷のドラゴンの魔法の力を一緒に手に入れようという提案だった。

恐れながらも、とうとうジョーの熱意に負けて共に氷のドラゴンの湖へ向かうジャック。しかし、到着した直後、ジャックが突然姿を消してしまう。氷のドラゴンの逆鱗に触れて連れ去られたのか、ジャックは探せど探せどどこにも見つからない。親友を危険に晒してしまった罪悪感と悲しみから、ジョーは狂ったように体を鍛え、かつて嘲笑されていた村人たちからも受け入れられるほどに成長する。そして、ついにジョーは氷のドラゴンを探し出し、決闘を申し込む無謀な旅に出るのだが・・・

13歳のジョーが、葛藤と共に精神的、肉体的試練を乗り越え、たくましく成長していく姿を描いた青春冒険ファンタジー。

【注意】このあらすじは和文ですが、書籍は全て英語です。

著者について

川上輪子

1973年岡山県倉敷市生まれ。サンノゼ州立大学で産業・組織心理学修士号(M.S.)を取得。日本の研究者が国際的に研究を...

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